南伊勢町は伊勢神宮の南に位置し、熊野灘に面する豊かな漁場で捕れた新鮮な幸は古来より神様のお食事「神饌」として献上されてきました。また、万葉集には、古代~平安時代に朝廷に「贄」として海産物を納める地域「御食国」と記されています。
寶鯛は伊勢神宮のお膝元で自然の恵みに感謝しながら、丹精込めて育てあげた大下水産の商標登録名です。「貴重で価値のあるもの。大切なもの。」という想いと、大下水産の船「大宝丸」にちなんで「寶鯛」と名付けました。(平成24年、寳鯛の西京漬け伊勢神宮外宮奉納について)
ご誕生、お食い初め、ご結婚、ご長寿、合格、卒業、退職、お節句、新年、等全国各地の心の寄り添った晴れの席で、私たちの寶鯛が素敵な笑顔に囲まれる姿を想像しながら、今日も海に向かいます。
この日常が私たちにとってはなによりの「寶」です。